#!important #10 -ウェブと紙- powered by FONTPLUS DAYに参加しました

12/8に福岡で開催された、!important #10 -ウェブと紙- powered by FONTPLUS DAYというセミナーに参加しました。

ブログレポート割という、レポートを書く代わりに参加費を割引していただくということで申し込みをしたのですが、あっという間に時間が経って1週間…。(だめだダメすぎるよわたし)

主催の永野さんと鷹野さんとの和やかな掛け合いから始まったのは、ちゃんと覚えてます。(ケバブ屋…)

セッション1:Adobe XDの基本と応用、アドビ最新事情

本題のXDの他の話題では、Adobeアプリのバg…と言いたくなるような仕様をファンキー仕様と呼ぼうという提言?や、AdobeがExperience Cloudというエンタープライズ向けのマーケティングツールで大きく収益を得ているという話がおもしろかったです。

本題のXDでは、今年10月の技術書典合わせの同人誌でXDの記事を書くにあたり、だいたいの機能を把握していたと思っていたのですが、毎月アップデートがかかるアプリなので、既に知らない機能が追加されてました。
リピートグリッドのテキストを外部ファイルから流し込みができるというのは、すごく便利だと思いました。
また、プラグインが作れるようになって、プラグインを制作された方が公開されると、機能が追加できるようになったのも嬉しいニュースの一つですね。

セッション2:フォントおじさんのWebフォント最新事情

勉強会にちょくちょく参加していても、フォントについて取り上げられるのはいつもデザインやDTP方面のセッションで、「アクセシブル」で「マシンリーダブル」なんて言葉がフォントを扱うセッションで聞けることが新鮮だなぁと感動しました。
従来の、見栄えを重視して文字を画像で表現することが私もあまり好きではないので、とても参考になりました。

特に面白いと思ったのは、ファーストビューで使う分だけCSSの中にBase64でwebフォントを記述して早い段階で読み込まれるようにするというお話です。

帰宅後このように呟いたら、講師の関口さんからフォローのお話も聞かせていただけました。(↑のツイート部分をクリックしたら、スレッドが開きます)

技術的な話のやりとりが難しいクライアントにはあえて説明せずに、利用して見せて納得させると言ったようなお話で、笑いつつも納得したり、
webフォントの利用が「コンテンツの美観」だけでなく、「情報の重み付け」や「情緒表現」も並立させるといわれたところは、心に留めておきたいと思いました。

そもそも、今年のクリエイティブハントに登壇していただいたのに、スタッフをしているとレポート係にあたってない限りはじっくりとお話を聞くことは無理なので、リベンジできて嬉しかったです!

セッション3:筑紫書体のこれまで、と、これから

講師の藤田さんが2016年に出演された「プロフェッショナル 仕事の流儀」(NHK)は、TVのHDDから消さずにたまに見返しています。(TV壊れたら見れなくなるので、TVが壊れないようにお祈り中)

筑紫書体というと新しいコンセプトの書体なのだと思っていましたが、活版印刷のにじみや写植のピントのボケを踏襲しつつ、今の時代の要素も取り入れているとのことです。

文字の雰囲気を女性のシルエットで表現されたり、ある程度文字を作った後にバランスをみるために文字を組んだ文章の言葉の選び方から、可愛らしくて綺麗な書体を表現されたのだと思いました。

パネルディスカッションでは、藤田さんが実際にベジェ曲線でフォントの線を描かれるところをみせていただき、曲線の滑らかさ、アンカーポイントの少なさに大変驚きました。

最後に

なかなか言葉にできなくてレポートが遅くなってしまいました。特に藤田さんのセッションについては仕事に向かう姿勢や、美学といった面に触れられたような気がしました。とても有意義な時間を過ごさせいていただき、講師の皆様や主催者やスタッフのみなさん、本当にありがとうございました。


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